腸は第2の脳

脳は体の司令塔。

 

脳が体の各所に命令を送っているのであり、体(たとえば心臓)のほうから脳に命令が行くことはない、と考えるのが普通です。

 

ところが腸と脳は神経系、ホルモン系、免疫系でそれぞれ双方向の情報交換をしており、場合によっては腸が脳に「逆指令」のようなものを出すことがあるそうです。

 

また、神経伝達物質の1つセロトニン(気分を安定させる物質の1つ)の9割が腸で合成されるため、腸は第2の脳と言われます。

 

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食物不耐性、という症状があります。

アレルギーとは別の現象ですが、人には自分に合う食べものと「なんとなく合わない食べもの」があり、この「なんとなく合わない」食べものを食べると、しばらくして腹痛になったり、吐き気を催したり、疲労感を覚えたりします。

人によって牛乳を飲むと下痢になる、というのも食物不耐性の一種とされています。

 

 

 

参考サイト:腸活環境育成協会